謎の少年 〜信政が遺したもの〜
今週は強烈な偉人の御二方にお話が聞けてとても充実しているのですが、なんだかグッと疲れたのは気のせいでしょうか…笑
瓦師、理右衛門さんからの音沙汰はありません。笑
祖父である信枚さんはいつの間にかあの世 に戻られたようですし…。
まぁ、ゆるりと四代目藩主、信政公について話しましょうかね〜!
『おじちゃん、おじちゃん』
ん?どこからか子供の声が…。
『おじちゃん、オラの事を知りたいんだって?』
(エボシを被った可愛い少年…こ、この方は!!)
焼.
『もしかして、坊っちゃんは…信政公?!』
信政(以下.政)
『そうだよ!オラは今勉強中!儒学とか兵学とか、師学についていろいろと勉強しろって叔父様から言われているんだ!』
(あっ、そうか!信政公の坊っちゃんはまだ幼いから叔父である信英が補佐官として藩の行政を代行しているんだった!)
焼.
『あ、あの…信政さんに聞きたい事があるんだけど…いいかな?』
政.
『勉強しながらで良ければ!なんでも聞いて!あ、あと、おじちゃんの方が年上なので、呼び捨てで結構ですよ』
焼.
『(なんとまぁ出来上がった子なんだ!!) あっ、ありがとう!それじゃあ、信政君と呼ばせていただきます…(恐縮ッ)』
政.
『あと、今までオジサンばっかりの登場だったでしょ?だから今回は幼少期のオラが代わりに行けって事になって…。安心して!未来の事は予め勉強してこの巻物に記してきたから!』
焼.
『(代打にしては出来過ぎじゃないかこの子は!!)信政君みたいな子だと本当に助かるよ…もう次回からも信政君で…』
政.
『じゃあ早速!!おじちゃんが今やってるのは津軽焼のブログなんだよね?じゃあこの巻物に書いてある悪戸焼っていうものについて教えてあげる!』
焼.
『待ってましたー!!!!ありがとう!是非とも色々と聞かせておくれ〜!あっ!よかったらお煎餅でも食べながら…』
政.
『ありがとう!…ん?これってもしかして!悪戸焼じゃない?!おじちゃん、もっとよく見せてくれる?』
興味津々の信政君!
果たしてこの器(私が普段、柿ピーやら煎餅を入れてる茶碗)は悪戸焼なのか!?!?
次回、いよいよ悪戸焼の真相に迫る!