『手仕事は命懸け』
畑野さんのサロン(工房)にお邪魔するのは今回で2回目。
小川原湖を見下ろすとても良い場所に窯はある。
前回は2月の下旬に訪ねたのだが、
雪の白と空の青にキラキラと反射した小川原湖の水面は、とても幻想的だった。
畑野さん曰く
『春は桜のトンネルがとても綺麗だぞ』
との事。
新緑の緑が活き々と芽吹いた、そんな時期に今回はお邪魔した。
『おーぅ!よぐ来たナ!』
畑野さん御夫妻はとてもエネルギーに溢れていて、それでいて物凄く人間味の溢れる御夫妻だ。
畑野さんの工房は宝物に溢れている。
畑野さんの経験もまた、宝物そのものだ。
畑野さんには烏滸がましくて言えないが、
畑野さんと私の好き嫌いは似ていると思う。
畑野さんの作品には妥協はない。
畑野さんの師匠がそうであったからだ。
畑野さんは言う
『手仕事は命懸けだ』
と。
『それ』
には、
畑野謙一という人間のエネルギーと魂が宿っている。
次回は『釉薬の魔術師』編です!